ケアラー支援条例を!

デンマークのケアラー憲章には、ケアをする人(介護者)がよい生活をおくるための10の条件が書かれています。

介護をする前とできるだけ同じ生活ができる。介護者の声も聴かれる。十分な評価。行政、専門職の寄り添い。ケアを代わってもらえる手立てがある。自分自身のケア。同じ境遇の人との交流。などな本当に重要なことが並んでいます。

介護離職、ヤングケアラーなど介護が自分の生活すべてにならないように、介護をする方も一人の、その人として認められること、その人の人生を楽しめる事、当たり前なのにそうなっていない現実があります。

ケアラー支援条例は、ケアをする人に焦点をあて、ケアラーの人権を守り、行政や専門職、周りの市民もどのような役割が担えるのか、再確認ができるものです。深刻な少子高齢化、人手不足の中でしっかりケアラーへの支援を位置付けるべきと考えます。だれもが、ケアをする人、される人になり得ます。

ケアラー支援、訴え続けていきます。

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