子どもの命を守るために

はじめての一般質問に立ちました。5月28日朝、登戸駅周辺でおきた殺傷事件は、スクールバスを待つ子ども達など20人に負傷を負わせ、2人が亡くなるという痛ましい事件でした。このような事件があると、子ども達の安全をどのように確保していったらよいのか、戸惑うものです。そこで、子ども達の通学時の安全対策について取り上げ、質問しました。

世田谷では、安全安心パトロールが巡回しています。川崎に事件以降、登下校時の通学路周辺への巡回対応を実施しており、子どもに対する声掛け事案等が発生した場合には、その都度警察署とも連携し事案発生場所周辺の巡回活動を適時対応しています。地域との連携した取組については、子どもの安全・安心を見守るため、子ども等に係る異常を察知した場合の110番通報など一時的な対応について郵便局、運送会社等の8団体と協定を締結していることが、答弁からわかりました。

また、学校が不審者情報を得た場合の緊急連絡メールについては、事実関係を確認し、教育委員会や警察との連携を図った上で、事案の緊急性を勘案して、メールの配信を判断しています。区立学校の「緊急連絡メール」だけではなく、危機管理室や警視庁の情報提供システムへの登録についても周知し、様々な機関からの情報収集をするよう保護者には働きかけています。

子どもの命を守るために、対策を進めていくよう要望します。

はじめて質問する金井えり子