ゲノム編集食品は学校給食に入れないで!

ゲノム編集食品が市場に出てしまいました。遺伝子組み換えではないとされ、表示義務はありません。しかし、これは自然界でおこる突然変異とは違う、遺伝子操作でできたものです。ゲノムとは、生物形成、維持に必要な最小限の遺伝情報のことです。その特定の場所を操作して性質を変えるのがゲノム編集です。遺伝子を切ったり操作すると思わぬ変異が起こるおそれもあります。本当にまだまだ実験段階、未知なもの、子どもたちへの影響を考えると計り知れない不安が募ります。

第4回世田谷区議会定例会、一般質問では、学校給食にゲノム編集食品を使わないよう求めました。世田谷区教育委員会は、「ゲノム編集食品と明記されている物については、給食での使用を控える」と回答しました。今後、2022年には障がい児福祉施設、デイケア福祉施設に2023年には小学校にゲノム編集トマトの苗を無償提供すると計画しています。区にはこのような提供を受けないよう求め、子どもたちと自然環境を守る活動を続けていきます。