今、あらためてわたしたちの食を考える

「今、あらためてわたしたちの食を考える」本日の学習会のタイトルそのままです。講師は生活クラブ生協・東京顧問の伊藤由理子さん。

地球規模の課題として、世界人口の増加、環境破壊と気候危機、コロナ、戦争、、、そして食の危機。日本では、食は、経済活動の1つとしてしか扱われず軽視されてきた。日本の農林水産省の「食料安全保障」とは「予想できない要因によって食料の供給が影響をうける場合」のためのものであり、「すべての人々が常に~十分かつ安全で栄養に富む食料を得ることができる」というFAO(国連食糧農協機関)とは全く異なるものである。これは基本的人権の保障でもある。というお話でした。食、エネルギー、そして、地域生活、全て地球の大問題とつながっています。

コンビニやスーパーにいけば手に入る、こんな日常を当たり前に過ごしているけれど、食料自給率やこの世界の状況をみるとそんなにのんびりしている場合ではありません。「生産」「流通」「産地」「消費者の評価」など改めて考える時です。持続可能な食、持続可能な環境、地域社会、みんなで作っていきましょう!