4月22日文教常任委員会報告
4月22日(水)文教常任委員会がありましたのでご報告です。
新型コロナウイルスの影響で、小中学校、区立幼稚園、区立認定こども園、学校施設開放、社会教育施設等などの休業に関連した報告が多くありました。
もうすでに世田谷区のホームページや小中学校の保護者の方へは通知が届いてることと思います。
今の時点では、5月6日までが学校休業期間となっています。最大70時間程度授業数が不足が見込まれ、土曜授業回数を増やす、夏休みの8日程度の短縮、各教科における予備的時間の活用などが検討されています。移動教室や修学旅行、校外学習など行事は、1学期中実施予定のものは2学期以降に延期もしくは中止、運動会・体育祭なども同様に延期か中止、時間短縮となります。
教科書・副教材・プリントなどは、各学校で配布しています。学習支援として、4月中旬から学校HPや区HPで参考となる教材や学習ポイントなどを配信しています。
休業期間が長期化し家庭学習支援を強化する必要性が高まっていることから、5月上旬から中学1年生及び小学5、6年生にタブレット端末等の貸与などがはじまります。(中学2,3年生はすでにe-ラーニング環境が整っています。申請は4月28日までです。以下世田谷区教育委員会リンクです。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/011/d00185625.html
小学1,2,3,4年生は、教科書に基づく学習支援をプリントの配布・回収を中心に実施します。
子どもたちの居場所である校庭などの開放もできない今、様々なご相談もあることと思います。スクールカウンセラー、教育相談員もご相談に応じています。学校、教育相談室へご連絡ください。
池ノ上小学校の改築についての住民説明会は5月に予定されていますが現在検討中です。
今後の行政運営に必要な財源確保のため、公共施設設備の先送りの報告もありました。
弦巻中学校及び松丘幼稚園の改築について整備計画を2年程度の延期とし法適合化工事のみを令和2年度に実施します。
梅が丘図書館の改築については整備計画を3年程度延期します。
以上がご報告です。
子どもたちからは「学校に行きたーい!」「友達とあいたい!」保護者からも学習についての心配の声が多く聞こえてきます。世田谷区でも苦悩の中で、様々な取り組みを検討中です。この非常事態、子どもたちのことは、子ども自身も保護者も地域の方もみんなで知恵をしぼり考えていきましょう。皆さまの声、ご質問、アドバイスなどお聞かせください。