学校給食 世田谷区では?
8月17日(月)の東京新聞夕刊 →https://www.tokyo-np.co.jp/article/49385
コロナ対策で学校給食がパンと牛乳、デザートだけ!? 栄養偏り、カロリーが摂取基準値以下に
2020年8月17日 13時50分
こんな記事がありました。子どもたちの給食への心配の声は、多く上がっています。
世田谷区の給食は、どうなっているでしょう?調べてみました。
6月22日から給食再開、徐々に通常の給食へと移行してきました。世田谷区では、各小中学校のHPにメニューと写真、材料の産地が掲載されています。見たところ、○○ライス、○○パンのように主食と肉、魚野菜類などのおかずが一緒の一皿メニューが多いものの、小鉢のおかずやデザートなどもついていました。
栄養バランス、安全性、衛生面、ことにこのコロナ禍では感染予防、配膳の簡略化さらに食材の高騰と様々な課題がありますが、考慮し工夫してすすめているそうです。
栄養士は自校式で給食を行っている学校に一人ずつ、給食センター式の太子堂調理場から給食が運ばれる中学校7校については調理場に一人います。各校の栄養士が、メニュー、食育など知恵をしぼっているそうです。給食がなかった5月などにも給食だよりでおうちで作れるメニューの紹介をしたり、7月には食育の授業を行っている学校などもありました。
学習の遅れなどに目が向く一方で、やはり子どもの体を作る食への教育は大切なこと。学校や栄養士の方の方針などもあるかと思いますが、子どもたち自身へのアプローチ、食育も忘れずにきちんとしていくべきです。
食材についても遺伝子組み換え食品を入れない、有機栽培や生産者とつながるような取り組みをすすめるように求めていきます。
学校休業の影響、補習や個人面談などもつめこまれた短い夏休みでしたが、その中でも子どもたちは何かを学び、吸収し、成長していることでしょう。子どもたちが今をのびのび生きられるように、未来が開けるように、学校教育をしっかり注視していきます。